初めての絵コンテと、ファンの方へ贈った物語

声優としての道を歩む中で、私は「REALITY」というプラットフォームで自分のアバターを持ち、活動していました。

活動を休止することを決めた際、一番に頭に浮かんだのは、これまで応援してくださったファンの皆さまのことです。「自分が去った後、皆さまが寂しい思いをしないように」という一心で、自分のキャラクターが登場する短編アニメーションを制作することに決めました。

今回掲載した写真は、その時に私が初めて自分で書き上げた絵コンテとシナリオです。

それまでは、プロの声優として「用意された台本」に声を吹き込むことが仕事でした。しかし、この時は真っ白な紙にゼロから物語を書き、キャラクターの動きを考え、構成を練るという、全く別の挑戦でした。

アニメの中では、私の「声」だけでなく、キャラクターが生きる「世界観」そのものを作らなければなりません。
・どのような表情で語りかけるのか
・どのような間(ま)で言葉を届けるのか
・どうすれば、画面越しに温かさを感じてもらえるのか

頭の中で何度も自分の声を響かせながら、一コマずつペンを走らせました。

この絵コンテは、技術的には未熟かもしれません。ですが、当時の私にできる最大限の「感謝の形」を詰め込んだ大切な記録です。

声優として、そして表現者として、誰かの心に寄り添う作品を作りたいという原点は、この時書いたノートの中にあります。

これからも、一つひとつのセリフに心を込め、皆さまに元気を届けられる表現を目指して活動を続けていきます。

小松あい

3件のコメント

  1. 小松あいさん、素晴らしい。(絵コンテ)

  2. 小松あいさん、素晴らしい(絵コンテ)

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